Diorama
ジオラマについて
細部までこだわった癒される空間
博物館や科学館へ行くと、展示の中に小さな世界が広がっている造形物をよく見ませんか。周辺環境や森、海中の再現など、細かいところまでこだわって立体的に作られたジオラマです。現実に存在する空間や、実際に見ることのできない歴史上の空間、作られた世界など、小さな世界でたくさんのワクワクと楽しみが得られます。道路など巧妙に作られており、見ているだけで癒される空間です。
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小さな世界に広がる美しい光景を表現
ジオラマの歴史は、19世紀にフランスのルイ・ジャック・マンデ・ダゲールと、シャルル・マリ・プートンが共に投影装置を開発して「Diorama」と名付けたのがきっかけです。最初は風景画と展示物を置いただけのものでしたが、それが実際に存在しているように感じられて、とても人気になりました。それから東京科学博物館で初めて博物館で展示されるようになりました。
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完成前の建築物を想像できる住宅模型
マンションやテーマパークなどの設計に用いられる完成をイメージした模型や、博物館や展示会などで仕組みの説明をする時にも使用されています。バーチャルシティ空間を作って、マンションや住宅など、自分が快適に住めるかのイメージがしやすくなり、住宅の販売促進にも繋がります。立体的にすることで、平面図では理解できなかったところが、伝わりやすく説明もしやすくなります。